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乳酸菌などの微生物も、肉や魚と同様に栄養になる?

人は肉や魚・野菜などを食べて栄養を補給しますが、ジンベエザメはプランクトンから栄養を摂ります。では乳酸菌などの微生物を食べたら栄養になるでしょうか?生きて腸まで届くかの話はさておき、あまり話題にならない乳酸菌の「栄養」について焦点をあててみます。

 

メダカのエサはミジンコ。ミジンコのエサは?

小さな生物というとまず頭に浮かぶのがミジンコ

メダカなど魚のエサとしてもよく知られています。

エサの代表ということは、よく成長するということでもあり、栄養価が高いと言えます。

 

ではミジンコはどうやって栄養を摂っているのでしょうか?

残念ながら光合成できないので、ミジンコより小さい何かを食べて生きています。

 

実はミジンコは植物性プランクトンやバクテリア、鶏糞などを食べています。

鳥糞は意外かもしれませんが、ミジンコは魚のエサで人気があるため養殖が行われていて、その時は鶏糞がよく使われているようです。

 

話がそれましたが、バクテリアといった微生物も動物の立派なエサ(栄養)になるということです。

 

乳酸菌のエサは?

では善玉菌の代表でもある乳酸菌に話を移します。

生きて腸まで届く乳酸菌とか言われるように、もちろん乳酸菌も生きています。

そして乳酸菌も光合成できないので、何かをエサにしています。

 

では乳酸菌のエサは何でしょうか?

 

それは食物繊維やオリゴ糖です。

食物繊維は特に水溶性の食物繊維がエサとなります。

 

乳酸菌は生きてる間、乳酸を作り出し腸内を酸性にし悪玉菌の増殖を抑えてくれたり、有用な成分を産生する働きがあります。

 

今度は立場を逆にして、乳酸菌をエサにする天敵はいるのでしょうか?

しいて言えば大量の腐敗菌(悪玉菌)ぐらいで、天敵と呼べる存在はないといわれていますが寿命は約3日と短いため早く死んでしまいます。

 

しかし、死んでしまった乳酸菌は今度は違うもののエサとなります。

 

死んでしまった乳酸菌は生きている乳酸菌のエサに

実は、死んでしまった乳酸菌は生きている乳酸菌などの腸内細菌のエサになっています。

乳酸菌の菌体成分が優れた「栄養」になっていると考えてよさそうです。

 

しかし生きている乳酸菌は、基本的に生きている乳酸菌を食べたりはしないようです。

生物の仕組みはよくできてるなと感心します。

 

先ほど乳酸菌のエサは「水溶性食物繊維」と「オリゴ糖」と記載しましたが、実は「死んだ乳酸菌(の菌体成分)」も加わるのですね。

 

さらにそれ以外にも死んだ乳酸菌はいろんな役割があると言われています。

 

死菌の役割は他にも

死んだ乳酸菌は生きている間にはなかった働きがあります。

 

その一つは免疫細胞を活性化する働きです。

腸には絨毛(じゅうもう)と呼ばれる栄養を吸収する突起があるのですがその間の所々にパイエル板と言われる免疫器官があります。

 

パイエル板の内部には免疫細胞が待ち受けていて、細菌など外敵が入ってきたら攻撃して体を守っています。

 

中でもマクロファージと呼ばれる免疫機能の中核をなす細胞がいて、がん細胞やウィルス・死んだ細胞などを食べて消滅させるなど大切な働きをしています。

 

ガン細胞やウィルス、死んだ細胞はマクロファージにとってはエサであり、食べるとその働きが活性化することが知られています。

 

マクロファージは死んだ乳酸菌を食べるため働きがあがり、しいては免疫機能が強化されることにつながるというわけです。

 

 

他にも死んだ乳酸菌は悪玉菌を吸着して体外への排出を助けるなどの働きもあります。

 

生きてる乳酸菌も、死んでしまった乳酸菌もどちらも大切な働きがあるのですね。

 

乳酸菌は人間にとって直接の栄養かは不明ですが、大切な存在

乳酸菌は肉や魚・野菜などのように直接人間にとっての栄養になるとは分かっていません。

 

しかし生きた乳酸菌はもちろん、死んでしまったとしても他の乳酸菌のエサになるほか、免疫機能を上げたり悪玉菌を減らしてくれたりする大切な働きがあります。

 

・オリゴ糖や食物繊維など、腸内に住み着いた乳酸菌にエサとなる食品

・ヨーグルトや漬物、納豆など乳酸菌がたくさん入った発酵食品

 

など、ぜひ積極的に食べて健康な体作りを目指しましょう!

 





ネットショップ店長:刑部亮
1977年浜松市生まれ。1児のパパ。生まれた時から自然食品で育てられ、今は子供に食育中。趣味は山登・キャンプ・お酒・ダイビング(ブランク中)
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