サツマイモは食物繊維が豊富ということで、便秘解消にいいと言われることがありますが、実は逆効果になることもあるとか。食物繊維と便秘について考えたいと思います。
食物繊維とは、体内で消化・吸収されず排出される成分のことです。吸収されないのでそれ自体に栄養はありませんが、腸内を通過する時に便を作ったり通りやすくしたりと様々な働きがあるため、便秘解消などいろいろな役割があります。
そんな食物繊維が多く入っているのがサツマイモ。ではなぜ便秘によいとされる食物繊維をたくさん含むサツマイモが便秘の逆効果になる場合があるかというと、それは食物繊維の種類にあります。
食物繊維は水に溶けやすいか溶けにくいかという性質の違いにより、水溶性と不溶性に分けられます。水溶性は腸内の水分にとけ、とろっとしたゼリーようになり、不溶性は水には溶けないかわりに水を抱え込むことになります。
水溶性はともかく、不溶性といっても水を保持するのでなんとなくイメージしにくいかもしれませんが、無理して例えると片栗粉とスポンジのような感じでしょうか?
(全然違う気もしますが。。。いい例えが浮かばずすいません)
水溶性はドロドロした状態なので腸内の不要なものを吸収して体外に排出し、不溶性は水分を抱え込むため便の量が多くなり、排泄を促す働きがあります。
さつまいもはこのうち不溶性の食物繊維を多く含んでいます。
不溶性の食物繊維は便の量を増やし、排泄を促すのであればやっぱり便秘にいいのでは?と思ってしまいますよね。その通りで、通常の便秘にはさつまいもは効果的と言われています。
ただし、ひどい便秘の場合は別になります。便秘が長引くと腸の中は食べ物のカスで狭くなっていますので、そこで不溶性の食物繊維が来ると詰まってしまい、かえって悪化させてしまうことになりかねないのです。
ではこのような場合どうすればいいのでしょうか?2014年3月8日にTBS系列で放送されたTV番組「ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」の中で医師の先生が紹介していたのは水溶性の食物繊維を多く含むキウイフルーツやバナナ、海藻などのネバネバする食品でした。
その他として、ヨーグルトなどの発酵食品などで善玉菌を活性化するのも効果的ですが、摂りすぎると動物性脂肪の摂りすぎにより悪玉菌が活性化してしまうので注意が必要とのこと。無脂肪ヨーグルトの他、納豆は発酵食品(善玉菌)・食物繊維とも理にかなっていると紹介しています。
または漬物・キムチなど植物性の乳酸菌であれば動物性脂肪を気にしなくてよいです。
食物繊維が多いサツマイモ、善玉菌が多いヨーグルト、単純に便秘になったらそれらを食べれるだけなら分かりやすいのですが、もう一つ考慮が必要なのですね。
「植物性でナノ型に微細化加工した乳酸菌」、「胃酸に強い納豆菌」、「オリゴ糖」を気軽に摂れるのが「おなかなっとく」です。
さらにナットウキナーゼや納豆菌はもちろん、納豆の栄養も含んでいるのも特徴。
またカラメル色素も安全な一類を使用し、納豆嫌いな方も大丈夫な無臭カプセルです。
下剤ではなく、栄養補助食品のため体への負担も気にすることはありません。
腸内環境を気軽に整えたい方はぜひ一度お試しくださいませ♪
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うに (月曜日, 22 12月 2014)
勉強になりました。
離乳食にさつまいもあげて便秘になったのかと思いましたが、むしろ良かったのか。るとはとひどい便秘ってことですね。
株式会社コウハク (水曜日, 24 12月 2014 11:53)
>うにさん
コメントありがとうございます。ひどい便秘、解消するといいですね。